◆はじめての中欧&パリ◆
Wien★Budapest★Praha★Paris
NOV. 2003
今年もパリに行く季節になりました。今回は中欧3カ国も含めての7泊10日。初めての国では戸惑うこともたくさんありましたが、それも旅の醍醐味かも・・・?
【そのⅠ ウィーン】
ウィーン中心部にあるシュテファン教会
中心部にある王宮 /ウィーンオペラ座
2003年11月、今年もAFの夜便。早朝にパリに着き、7時15分発のVienna行きに乗りました。飛行機は1時間遅れの10時半到着。
私はもう乗り換えすることはありませんでしたが、周りの乗客は「乗り換え便に乗れない!」と騒いでいました。
空港に着くと事前に学習しておいた通り、インフォメーションで「ウィーンカード(72時間地下鉄等乗り放題・博物館など割引)」を購入し、「シティターミナル行バス」に乗りました。
もちろんこのバスも割引(5.8→5ユーロ)してもらえました。バスターミナルからホテルまでは地下鉄
。先に書いておきますが、ウィーン地下鉄も路面電車もとってもわかりやすくて乗りやすかったです。
無事ホテルに到着しましたが、ウィーンで泊まる「パークホテルシェーンブルン」は、隣接する「シェーンブルン宮殿」のゲストハウスとして使われていたというだけあって、
豪華4つ星!昼前に着いたにもかかわらずチェックイン後、お部屋も使わせてくれました。が、この部屋がすごい!なんと次の間(メイド用?)付!?
これで6600円(朝食つき・シーズンオフ価格)はラッキーでした!(他もそうなのかと思いましたが、覗いてみたら普通の部屋でした)
(実はこのホテルは第二希望。第一希望が満室で仕方なくこちらに変更。でも大正解!)
プラター遊園地大観覧車 映画 『第三の男』のテーマが聞こえてきそう・・・
荷物を置いて、まず今夜のコンサートをネット予約してあるシェーンブルン宮殿・オランジェリー(会場の名前)へチケットを引き換えに
行きました。ホテルから宮殿へは裏に位置する公園の入り口から入れるので、リスが遊んでいる静かな公園を通って行きました。調べておいた
天気予報では、ずーっと雨の予報でしたが、この日は暑いくらいの晴れ。公園の散歩も気持ちのいいものでした。チケットを無事引き換え、
地下鉄で中心部へ。映画「第三の男」に出てくる大観覧車のあるプラター遊園地へ行き、観覧車には乗らず写真だけ撮って終了。その次は
今回の旅のテーマである「ザッハトルテ」を食べるために「DEMEL」へ。ザッハトルテは「カフェ・ザッハー」の創立者が初めて作った
そうですが、「ザッハー」のものは中にジャムが入ってるとの話(あまり好みではないので)なので、まずは王室御用達「デメル」へ入りました。
行く前は敷居が高いかなと思っていたのですが、意外に観光客も気軽に入れる雰囲気です。ケーキですが、最初の何口は「おいしい!」って
思うのですが、半分いくと「甘いすぎ・・・ふえん」。つけてもらった無糖の生クリームをつけてやっと食べられました。ということで、ザッハーでもう1つ
食べるのはやめておこう・・・と。その後、町をぶらついて夕食はシーフードをテイクアウトし、ホテルに戻り、8時半から始まるコンサートに備えました。
コンサートは自由席なのですが、早めに行ったので1番前の真ん中の席が取れました。ここは観光客用のコンサートなので、お客さんはみなさん
カジュアルです。オーケストラはピアノを含めて6名、オペラ歌手男女2名、バレエダンサー同じく男女2名。知っている曲ばかりでしたし、
なんといっても音響の良さは素晴らしい!長旅で着いた当日でしたが、なんとか居眠りすることなく楽しむことができました。
ウィーン王室御用達「DEMEL」 / べルヴェデーレ宮殿上宮
朝食はGOODでした。さすが4つ星!それも団体ツアーの人たちとは食べる部屋が別なので、静かにのんびり食べることができました。
今日もまず最初は「シェーンブルン宮殿」。「ウィーンカード」で割引してもらい、日本語説明オーディオを借りて約1時間見て周りました。
一通り周って最後の土産物屋で絵葉書を見ていると、周囲があわただしくなってきて「全員出ろ!」との指示。警報が鳴ったらしいのです。
私は見終えたから良かったものの、途中の人も出されてしまい、いつ再開されるのか???・・・私ってラッキー!
次に地下鉄と路面電車を乗り継ぎプラハ行きのチケットを予約しに「南駅」へ向かいました。ウィーンにはいくつか国際列車が発着する駅が
あるので、プラハ行きは「南駅」とちゃんと調べておきました!ファーストクラス62.5ユーロ・セカンドは47ユーロでしたが、1人だし荷物もあるので
ファーストクラスを購入。「南駅」に隣接している「ベルデーレ宮殿」で外の写真だけ撮り(中の博物館はクリムトの絵が有名とのこと)、
中心部に戻って、正午に仕掛けが動く「アンカー時計」を見て、「王宮」にある「宝飾博物館」を見学、お昼は市庁舎の地下にある「ラートハウス」
にしようと思ったのですが、1時半なのに満席で、仕方なく市庁舎前でやっているクリスマス市でホットドックをかじりました。路面電車で
また王宮に戻り、王宮の中にあるカフェでチョコムースケーキを。(もうザッハトルテはいいや・・・)
この日は博物館に行ったり、街をぶらぶらして夕食を食べて(大きな海老を頼んでしまい、31.55ユーロ!)ホテルに戻りました。
そうそう・・・どこの国の街角でも音楽や芸を披露してお金をもらう人がいますが、ウィーンではオペラ!これは驚きました。それに大通りの
真ん中で大人数のコンサートまで!さすが音楽の国!!!
アンカー時計(仕掛けが動いています) / 路上でコンサート
きっと・・・ウィーンに行く前に、宝塚を見たり、少女漫画なんかを読んで
予習しておけば、もっと宮殿や展示物を面白く見ることが出来たのでは
なかったかと思います。マリア・テレジアやマリー・アントワネット、
そして皇女エリザベートなど。
でもまあ、別にそこまでしなくてもいいか・・・
目的は「ザッハトルテ」だったわけだし。
シェーンブルン宮殿オランジェリーコンサートパンフレット
プラハ行きチケット