◆LAS VEGAS & ANAHEIM Jan.2006◆
PART Ⅰ

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宿泊した「パリスホテル」と「ベラッジオホテル」の噴水ショー
 2006年元旦。久しぶりのお正月旅行はラスベガスとアナハイム。あきひろ君との旅行は約4年ぶり。
 ノースウエスト航空はLAX乗り換えのラスベガス着。成田で既に1時間遅れ。乗り換えに2時間あったはずがこれで1時間に!アメリカ以外の国での国内線乗り継ぎなら1時間あれば十分ですがアメリカは無理に等しいのです。カウンターのおねーちゃんは「乗り継ぎ便の変更は着いてみないとわからない」とのことで、まっ飛行機についてはどう足掻いてもなるようにしかならないので、出発まで3時間以上、お昼を食べて、DCラウンジでコーヒー飲んで、のんびり過ごしました。
 事前のシートアサインで最後尾を選んだつもりだったのに、後ろから2番目の席!?なぜならば機種がとっても古いから1列多かったのでした!それに古すぎて座席にパーソナルモニターがない!こんな古い機種って今時珍しい?!天井についてるモニターも列の一番前にしかなく、小さいし遠すぎて見えないし・・・。でも以前乗った時のビジネスクラスの食事はひどかったから全く期待してなかったエコノミーの機内食はまあまあだったし、途中に出たパウンドケーキもおいしかったのでそれなりに満足。それに見たい映画やってなかったし。

 太平洋を渡る便はいつものことですが、追い風で30分早く着いたので、乗り換えは大丈夫かな?と思いきや・・・
 ターミナルに入り、入国審査のところに行くと長蛇の列。それもほとんど動いていない!入国審査だけでも1時間以上かかりそうな雰囲気。それでも並ばなければ仕方がないので並んでいると、アメリカ市民用の入国審査の列が終わり、係員が「ラスベガス行きの人だけこっちへ」と呼んだので、すぐに移りました。が、それでもかなりの時間がかかり(っていうか前に並んでた家族がトロすぎ!)、質問・指紋採取・写真撮影が終わったのがラスベガス行きが出る15分前。ターンテーブルから荷物をピックアップして(すでに荷物が下に降ろされていて、急ぐように名前も呼ばれていた)、上の階にある出発ロビーに向かい・・・荷物検査のところにたどり着くと、ここももちろんというか・・・長蛇の列。
係りの人に「ラスベガス行き」を告げると、短い列にまわしてくれたものの、なかなか進まず、やっとラスベガス行き搭乗口に着いたのは出発時間を5分過ぎていました。私たちが最後かと思ったら、その後3組乗ってきて、最終的に出発したのは予定時間の15分後。とにかくこういうのは心臓に悪い・・・。ふう・・・
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ベラッジオの噴水ショー
1日に約20回開催され、毎回異なる演出になっている。
 ラスベガスには定刻より5分遅れで到着。帳尻合わせるなー!さすがアメリカ?
 今回はツアー(エア・ホテル・送迎のみ・食事なし)なので、現地スタッフが待っていてくれてました。欧州1人旅と違い空港からホテルまでラクチンの行程。時間は早かったけれどラッキーにもチェックインができたのでお部屋が使えることに。ラスベガスのホテルはロビーにソファーなどがなく、スタッフの説明では「ロビーでくつろぐ時間があったらカジノで遊べってことなので、座るところがないんですよ。」とのことで、部屋でオリエンテーションを受けました。
 カジノでのカクテルウエイトレスの利用の仕方、カジノでは撮影禁止、バフェの利用についてなど。また余談として、カジノは21歳未満は禁止、うろつくのは可能だが、立ち止まるのは禁止。これは赤ちゃんにも適用。また、ラスベガスのホテルは21歳未満はチェックインできない!と徹底しています。つい最近、どこかの専門学校の団体が来たが、現地では年齢をもらっていないので、到着してから付き添いの教師以外全員が21歳未満だということが発覚し、大変だったとのこと。ホテル側は当然「絶対に認めない帰れ」とのことで、とにかく交渉に交渉を重ねて、教師が全責任持つと言うことで、なんとかチェックインできたらしいのですが・・・。日本側の旅行会社は何をしてたんだか?
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ベラッジオホテル「Oショー」の看板
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 オリエンテーションが終わったのが12時。すぐに外に出て「パリスホテル」の目の前にある「ベラッジオホテル」の行われている大人気「O」ショーの事前に予約しておいたチケットピックアップに向かいました。「ベラッジオ」は大きいホテルで、どこに何があるかとってもわかりにくいのですが、看板を見ながら一番奥にある「O」ショー専用劇場の前にあるチケットブースで無事チケットを受け取りました。
 その後、当日もしチケットが取れたらラッキー!と思っていた「デビッド・カッパーフィールドのマジックショー」をやっている「MGMグランドホテル」に向かいました。ラスベガス大通り「ストリップ」は地図で見るとホテルとホテルの間が近くに見えるのですが、とにかく1つ1つのホテルが巨大なので、「MGMグランドホテル」までに行くのもかなりの時間がかかりました。ちなみに私たちが宿泊した「パリスホテル」は北と南に伸びた「ストリップ」の真ん中に位置し、現在ラスベガスで一番大きい「MGMグランドホテル」は南の方に位置します。
 「MGMグランドホテル」のスロットマシン郡の間を抜けて「デビッド・カッパーフィールド」のショーが行われる劇場にたどり着いたのは1時半。チケットブースで2時のショーの席はあるかと聞くとラッキーにも大丈夫とのこと。それもかなりいい席!超ラッキー!
 最初にいきなり何もないところからバイクに乗って現れたデビッド・カッパーフィールドは「老けた?」っていう印象。あきひろ君は「別人かと思った」というくらいイメージが変わっていましたが、それでも「どんなに老けてもデビッド・カッパーフィールド」。舞台に上げた10人の観客が囲む中、一瞬のうちに車が現れて!!なんで???あんなに近くで見てたのに全くわからず・・・わかるはずがないか・・・。彼は宇宙人っていう噂だし。

 「デビッド・カッパーフィールド」のショーが終わり、ラスベガスカジノ初体験はこの「MGMグランドホテル」。パチンコもやったことないし、これからもやる気もない私ですが、ここに来たら多少はやらないと・・・(スロットマシンはマカオで体験済み)と。5セントマシンでチビチビやって約1万円の勝ち!あきひろ君には「だからビギナーは嫌だよ」と。
 早めの夕食(昼食抜きでした)は「MGMグランドホテル」のセルフのベトナム料理。一旦ホテルに戻り、「O」ショーを見に7時少し前に出発。
 ここまで日本を出発してから28時間起きてるわけで(飛行機ではほとんど眠れず)かなり眠い・・・。でも、予約してもらった席はとっても良い席だったし、評判の高いショーは眠気も覚める素晴らしさ!とはいえ静かな場面では一瞬意識が遠のいた気が・・・。
 そして長かったアメリカ初日が終わりました。・・・やっと。
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「リオホテル」のカジノ内でのショー
ショーの間はカジノ内でも写真OK!
 2日目は普通はゆっくり寝ているところですが、私と一緒に旅行すると朝は早いですよー!6時起床で、念願(?)の「パリスのバフェ」の朝食に行くのであります。ほとんどのホテルに「バフェ」(日本で言うビュッフェ、バイキング)があるのですが、特にパリスホテルのバフェは人気が高く、朝・昼・夕ほとんど長蛇の列、なので朝食の開始時間(7時)に行くことにしていたのです。あきひろ君は「そんな早く行かなくても・・・」ってプリプリしてましたが、甘い!当然ながらスムーズに入店でき、二十数種類ある朝食用の料理はゆったり取り放題!いつものことですが、旅行中は朝食に重点を置いているので、もう動けなくなるくらい食べました!オレンジジュースも美味しかったし、なんといってもこのアメリカできっと一番おいしいコーヒーが飲めるところじゃないかと思うくらい、コーヒーが美味しい!さすがパリス!
ちなみに「バフェ」は入店の際に支払いを済ませ、テーブルに案内されたら、そのテーブルの担当が飲み物のオーダーをしてくれるので、オーダーが終わってから料理を取りに行き、店を出る際にテーブルにチップ(1人1ドル)を置いて出るというシステム。なぜセルフなのにチップ?と思いますが、この飲み物の配膳に対するチップだそうで、またテーブルにチップを置いていないと、「まだ料理を取りに行っている」と思われ、片付かないということでした。なるほど・・・。 しかし・・・コーヒーが美味しかった!それも大きなポットを置いてくれるので、あきひろ君はコーヒーを飲みすぎてお腹たぽんたぽん!
 この日の予定は6時20分からのナイトツアー(現地発着のJTBのツアー)だけなので、朝食後はギリギリまでカジノ三昧!
 どこのホテルのカジノもそうですが、カジノで遊び始めると時間がわからなくなります。特にパリスホテルのカジノは天井が夕方の空の色(?)をしているので、時間の観念が全く無くなってしまう錯覚に陥ります。もちろんカジノは24時間、カジノに時計はありません。飲み物が欲しくなったら、「カクテール!」と言いながら回ってくる「カクテルウエイトレス」に頼めばなんでも無料で持ってきてくれ、その際チップを1ドル渡します。後でナイトツアーの添乗員「トニーさん」に聞いたところ、「カクテルウエイトレス」はそのチップが彼女たちの収入になるわけですが、1日200ドル~300ドルになり、VIPルームの担当になると1日1500ドルも稼ぐらしく、だから「みんな辞めない」そうです。古いホテルになると「みんなおばさんばかりでしょ!」って。どのホテルのカジノも「カクテルウエイトレス」は制服があるのですが、「パリスホテル」の制服はかなりの露出度(バニーガール並)で、さすがにおばさんはいなかったな・・・。
 実はあきひろ君は当初ラスベガスでは「ショーが見たい」ってことで、カジノに関してはヤル気じゃなかった(?)ようですが、これが一度やり始めたら、根っからのパチンコ・ギャンブル好き気質(負けてばっかり)が黙っていない!「ナイトツアー」参加で一時中断したものの、11時に戻ってきて、またカジノへ直行!
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フリーモント・ストリート・エクスペリエンス
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 現地発着のナイトツアーはJTB主催で事前にネットで申し込んでおいたものです。フォーラムショップというショッピングセンター集合で、その後いくつかのホテルで参加者をピックアップ。最終的には今日の参加人数は77人でバス2台とのこと。ちなみに昨日は54人。
 最初にストリップからはずれたところに位置する「リオホテル」のショー。ショーの前にダンサーが「ラッキーネックレス」を投げてくれるのですが、私も1つゲット!「リオホテル」の後は、ダウンタウンにある有名なフリーモント・ストリート・エクスペリエンス。アーケードのスクリーンは網状になっているので雨が降ると大変だそうです。またできた当初に比べると電球も明るいものに換えられて、昔より全然きれいとのこと。
しかし、ここはストリップからはずれたダウンタウンなので、治安が悪く、ショーが始まるとみんな上を見上げっぱなしになるので、狙われやすいということで、ガイドの「トニーさん」からくれぐれも注意するように言われました。治安の悪さのため観光客の周囲は自転車に乗って武装し警官が取り囲んでいます。
 ちなみに巨大ホテルの並ぶストリップは世界中の都市でもトップレベルの治安の良さで、夜中の2時3時でも女性が1人歩きしても平気な場所です。カジノ内でも保安員や警官が回っていて、何かあればすぐにかけつけてくれるそうです。でも「MGMグランドホテル」のカジノで大男2人が取っ組み合いの大喧嘩してて、1人が1人を押さえつけながら「オレのワイフがどーのこーの」って騒いでましたが、保安員はなかなか来なかったような・・・!?
アーケードのショーが終わり、最後にラスベガスが一望できる「ストラトスフィアタワー」へ。
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ストラスフィアータワーからの眺め 実際はもっときれいなんですけど・・・
 夕方からの強風で、残念ながら最上階(柵だけ)はクローズ。当然、絶叫マシンも中止でした。
 ちなみに私たちが行く3週間前、日本のニュースでも取り上げていましたが、絶叫マシンの1つ「エックス・スクリーム」が夜日本人6人を乗せたまま故障してしまい、タワーから外に吊るされたまま1時間!「トニーさん」曰く、あのマシンは安全ベルトもショルダーもなく、足の間にストッパーがあるだけなので、乗る前に見ると絶対に乗れなくなるとの話でした。そんな乗り物に1時間も!そんなの絶叫マシン大好きの私もさすがに無理。でもこの日は中止。あーん、ざんねーん!?
上の写真はガラス窓を通しての写真なので、実際はもっときれいです。「トニーさん」が「世界一きれいな夜景」「見たら絶対に声を上げる」って言うくらい、本当に素晴らしい夜景でした。で、本当に声を上げました。
 ラスベガスは、現時点でホテルの部屋数が全く足りず、今後も数千単位で部屋数が増えるそうで、それに伴って仕事も増え、人口も増え、街もまだまだ大きく広がっていくとのこと。年間の全てホテルの満室率がなんと8割5分とのこと。すごすぎる!一瞬、こういうところの仕事も面白そうだな・・・って思いましたが、なにしろ砂漠地域、冬は寒いし(それいいいけど)、去年の夏は46度・・・って瞬間に考えを撤回!
 ツアーは通常「ストラトスフィアタワー」に昇るのに30分かかるところ、風で絶叫マシンが中止になっていたので客が減って、すんなり昇れたので、その分ツアーが早く終わりました。時間は10時半。ちなみに前夜は12時過ぎていたとのこと。またガイドの「トニーさん」(香港人)はとっても面白い人で、いろいろと勉強になる話もしてくれたし、本当に楽しいツアーでした。
 ここまでまともに食べたのは朝食のバフェのみ、あとはツアー中にピザとアイスを食べただけ。なので「アラジンホテル」のショッピングアーケード奥にある「ABCストア」でお寿司を買って、ホテルに戻りました。この「ABCストア」の情報も「トニーさん」が教えてくれたのですが、ガイドブックに載っていないので貴重な情報でした。


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