今年はMALTA!
&シャンソンレッスンとにゃんこ繋がり

▲▼▲ PART Ⅰ ▲▼▲

◆フェリーから見た夕暮れのヴァレッタ◆

■1日目■
今回もエールフランス277便21時55発なので、当日に掃除・洗濯、荷物のパッキング。そして夕方5時50分、てんてん君が寝てる間にこっそり出発!
前回の旅行からエールフランスのHPで直接チケットを購入しているので、座席はすでに確保済み。これは精神的にとーっても楽ですね。以前は、後方の通路側が
取れるかどうか、行きも帰りもドキドキでしたから。

満席で私の隣の席も埋まった277便は定刻通り出発!

この便はいつからかJALとの共同運航便になってしまっていたので、食事のサービスは前からになり(以前
は後方からのサービスでした)、私のところにカートが来た時にはすでに魚が終了…舌平目のウニソースが食べたかったのにい…(>д<)/!!

午前4時20分パリ シャルル・ド・ゴール空港到着。これからマルタまではローマでもう1度乗り継ぎです。

ローマ行きは同じFターミナルなのに、係員が来るのが5時なので荷物検査所の前の廊下で約20人が30分以上待ちぼうけ。
やっと係員が来て、荷物検査開始。パリの荷物検査はいつも厳しくて靴を脱がされ、カバンからはカメラや携帯も外に出さされ…、

めったに金属探知器が鳴ることのない私がパリではなぜか警報が鳴ってボディチェック。いったい何が警報を鳴らすんだろう???

ローマ行きの便は7時25分。ローマまでは定刻通りに到着、その後はマルタへの便まで2時間待ち。

2時間も待っているとユーロ安でついつい買い物しがちですが、ここはぐっと我慢して、

イタリアで必ず買う「NOVI」のチョコレート(イタリアでしか買えない。ごくまれにフランスでも見かけますが)を2箱だけ買いました。買った
のは普通の売店でしたが、後で免税店をのぞいた時に見たら、免税店のものより普通の売店の方が1.9ユーロも安かった!ラッキー (^ ^)!!

マルタ行きの便のゲート前ロビーで待っていても、搭乗の一向にアナウンスがない!?

出発時間になってやっと始まったアナウンスは、なんと私の乗る便はキャンセルになり、次の便になる…との話!!

さすがアリタリア。またやってくれた ヽ(#`Д´)ノ!!
ということで、更に1時間半待って、やーーっと搭乗開始。でもアリタリア航空ですから、無事飛んでくれるだけありがたいと思わないと。

結局、マルタ着が12時55分だったのが、15時着。ふう。
空港を出ると右の方に「8番」の路線バスが止まっていたので、乗り込んで0.47ユーロを支払い、運転手の後ろの席にカバンと一緒に着席。

ガイドブックに大きなカバンは乗せられないとありましたが、意味がわかりました。

バスが小さくて入り口も狭くて、段差が(3段)もあるので、持ち上げて乗せるのがほとんど不可能
に近いし、乗せたところで通路も狭くて置き場所もないのです。それでも後から乗ってきた女性が大きめのスーツケース(布製)を運び上げてきたので、

私の隣の席にスーツケースを置かせてあげ、彼女はその後ろで支えるという離れ技。

後から乗ってきた運転手は驚いていましたが、彼女はもちろんスーツケース分の料金を払い事なきを得ました。

約30分でマルタ共和国の首都「ヴァレッタ」到着。

すべてのバスは「ヴァレッタ」の市内に入るゲートの前にあるバスターミナルからスタートします。

その「ヴァレッタ」市内には許可された車しか入れないのでホテルがあまりありませんが、何につけても便利なので、

このヴァレッタ市内にある「Osborne Hotel」を予約しました。
地図で見ると、ゲートを入って3本目の路地を左折。

5分もかからないようでしたが、またも「行きすぎ病」が出てしまい、すぐのはずが、急な坂道と階段をカバンを抱えてのぼるはめに(^^;)。

メインの通りである「リパブリック通り」はなだらかな坂なのに、脇道はなぜか急で、階段もある不思議な地形でしたが、

とにかくなんとかホテル到着!

ホテルは3つ星でしたが、トイレの流れは悪いし(20回に1回くらいしか流れない…とほほ)、テレビのリモコンはないし。

まっ、でも安いから文句は言えないか…。
(前回のヨルダンの1泊目が超豪華5つ星。比べちゃいけないわ…)


ヴァレッタ~スリーマ間のフェリー

マルタのバス(旧型)

カバンを置いてすぐにホテルから出て、メインのリパブリック通りとは反対側の海の方に行きました。

確かこっち側 には「スリーマ(高級ホテルがたくさんあるリゾート地)」に行くフェリーがあるはずなので、探してみると遠くに乗り場が見えました。

でもいったいどうやってそこに行けば良いのかわからないので、うろうろしていると、
同じようにフェリー乗り場を探してる家族連れが崖下の家の窓から顔を出していたおじさんにフェリー乗り場を聞いているようでした。

おじさんは「この下を通って行けるよ」と言っているようでしたが、「この下」を覗いてみると、どうみても民家の路地。

それもめちゃめちゃ狭くてこんなところ本当に通っていいの?っていう道。

それでも家族連れが崖下へ行く坂道を降りて行ってるので、私も遅れて着いて行って見ると、やっぱりどう見ても民家の路地。

すでに家族連れの姿はなかったので、

恐る恐る路地を抜けると先の方にフェリー乗り場が見えました。

フェリー乗り場に近づくと出港寸前。でも係りの人が私を待ってくれて乗せてくれました!

30分に1本なので、これを逃したら30分待つところでした。
ヴァレッタ~スリーマ間はフェリーで約5分(0.97ユーロ)、もちろんバス(0.47ユーロ)もありますが、

世界遺産であるヴァレッタの街の全景を見るのにはもってこいです。夕刻は特に美しい…。
スリーマに行ったのはいいんですが、これといって情報もないし、見るところもないので、乗ってきたフェリーにまた乗ってヴァレッタに戻りました。
船着場に着いて、今度は民家の路地ではなく、ちゃんとした普通の道を戻って帰れました

5時過ぎ、ローマからのアリタリアが遅れたことで、トータル24時間の移動で&時差でフラフラになりながら、まともな食事をしていないので何か食べなきゃ…と思い、
ほとんどのレストランが7時からのようなので、それまで時間を潰さなきゃとリパブリック通りをウロウロ。

でもさすがに7時まで待つことができず、一番近くにあったカフェ(Cafe Giovanni)に入りました。

メニューにあった「海の幸のスパゲティ(8.9ユーロ)」を頼むと、

ウエイターは「それは今日はないけど、今日のおすすめはボンゴレか●×▲(?)!」と言います。

でもボンゴレも●×▲(←っていうか何なのかわからない)もメニューにない!?

「ボンゴレはメニューにないけどいくら?」と聞くと、「12ユーロ…くらい」と。

まあお客さんもたくさん入ってるカフェなのでそんなぼったくることは、ないだろうし、もう疲れ切っているので「…じゃ、ボンゴレ」と

ビーチジュースを注文しました。
ボンゴレは薄味でしたが、なかなかアルデンテ。マルタのイタリアンは茹で過ぎって噂でしたが、そうでもないようで。

ピーチジュースは絞りたてでした。お会計は奥の
レジに行って自分の席の番号を言うシステム。料金は15.3ユーロでした。んー、なんか納得いかないけど、まあ…いいか。

デザート食べなかったので、リパブリック通りの「Cafe Cordina」でラズベリーのアイスクリームを(2カップ分)買って食べ歩き。

あっさりしてて甘くなくていい感じ。残り3分の2になったところで、アイスクリームを後ろ手に持ってホテルに戻りました。



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