~ヤンゴンから南流山行きのバスが出ます!?~
☆ 其の壱 ☆


シュエダゴン・パヤー ヤンゴン

2011年7月。初ミャンマーです!2009年冬のアイルランド旅行以来の久々の1人旅。アジア1人旅は2007年夏のラオス旅行以来なので、ちょっとだけ緊張!?

 今年はあの大震災に、その後の余震続きで、にゃんさまたちを置いてけぼりにするのは無理…って、夏のアジア旅行はあきらめていました。更に追い打ちをかける
ように、「がっちゃん」の「おもちゃねずねず飲み込み事件」→「大手術」もあり(ノд-。)、この手術でお金もかかったし(ー。ー)フゥ、また他にも住民税やら何やらでモノ入り。
 でも、あんな大手術+合併症にもかかわらず、「がっちゃん」の回復力は超にゃん的!退院直後から絶好調で、すっかり元の「がっちゃん」に♪
 そんな中、「ヤンゴン2泊4日、1人参加で39,800円」という格安ツアーを見つけちゃいました…O(≧▽≦)O
 私的にはアジア旅行は3泊5日が基本(去年の台湾は3泊4日でしたが)。今回のヤンゴン行きを決めるだいぶ前から、ベトナムのフエ・ホイアン3泊5日も考えてい
たのですが、このツアーを見つけて、3泊5日を2泊4日に“1日自粛”できることになり、なんとかにゃんさまたちの面倒をみていただく、おかーさまといもーとさまのお
許しをいただくことができ、「ヤンゴン行き」が決定!
 しかし、行くことを決めて旅行会社に申し込んだのが、出発18日前。普通の旅行先なら飛行機の座席とホテルの空きがあればOKですが、ミャンマーはそう簡単に
は行かない国。査証の問題がありました。ミャンマー大使館に電話して「査証がどのくらいでできるか」を聞くと、1週間(月曜日申請で金曜日発行、火曜日申請で翌週
月曜日発行)とのこと。また査証申請には会社の証明書(源泉徴収票や写真入りの社員証など)が必要でしたが、すぐに揃えることができず(・・;)、ミャンマー大使館に
申請できたのは、出発の前々週の火曜日。査証発行は前週の月曜日。何か不備があったらアウトな日程(^▽^;)。

 とにかく、ミャンマーに行ける準備は整いましたぁ!

 実は2009年の夏、ミャンマーに行こうと思っていて、「地球の歩き方」も購入してありましたが、この年の6月に「がっちゃん」を保護し、我が家の2階で暮らすことに
なったので(すでに我が家にお住まいの「てんてんさま」は他のにゃんこと一緒に暮らすのを拒否)、さすがに留守にはできず、その年はあきらめたのでありました。

        

成田~ホーチミン 昼食

 

ベトナム航空成田10:00発のホーチミン経由で、ミャンマーのヤンゴンには17:40着予定。日本とミャンマーの時差は2時間半です。
 4時起きして、にゃんさまたちの世話をし、6:20に家を出発。いつもはこっそり出て行ってましたが、大きな荷物を音を出さないように抱えてそっと家を出る私の姿を
「てんてんさま」に見られてしまいました L(゚□゚)」
 
 成田空港第二ターミナルには7:46着。ベトナム航空のチェックインカウンターにはすでに長蛇の列。ホーチミン行きとハノイ行きの両方(同時刻発)のチェックインだ
から混んでるのかと思いましたが、ホーチミン行きは満席!通路側が確保できて良かった♪
 ベトナム航空は3回目の利用ですが、1回目は(ホーチミン3泊5日)はSARSの直後だったので、この同じ大きさの機材に往復ともに乗客17名…な時もありました!

 ホーチミン空港まで5時間25分。食事と2本の映画(「THE TOWN」と「RED」)であっという間に到着!
 ちなみに・・・「THE TOWN」は映画館で見なくて良かった・・・系。

ベン・アフレックのひげ面は賛否両論ですが、私的には汚いだけって感じ。「RED」はかなりハチャメチャな容でしたが、プチ笑いもあってまあまあ。

ただ、吹き替えが「ヘレン・ミレン」以外最悪で、その中でもブルース・ウィリスは合ってないし、副大統領は素人の棒読み

         

ホーチミン~ヤンゴン 夕食                          ミャンマー田園地帯

 定刻通りにホーチミン着。ヤンゴン行きも同じベトナム航空なので、預けたカバンはスルーだし、乗り継ぎもスムーズでした。ホーチミン乗り継ぎの人は意外に多かっ
たのですが、ヤンゴン行きに乗ったのは私含めて2~3人。ヤンゴン行きも定刻通りに出発しました。成田でホーチミンまでとヤンゴンまでの両方とも通路側を確保し
てましたが、ヤンゴン行きはガラガラ。なのに、私の席の列はなぜか3人並び(ベトナム人の若い尼さん2人)だったので、前の席に移動しました(笑)。

 ホーチミン~ヤンゴンの機内でも上の通りボリュームのある夕食が出ました。ちょうどお腹が空いていたので、完食しちゃいましたが(美味しかったし)、これだと着い
てから何も食べられないε= (^0^*)げっぷ♪

 ヤンゴン着。怖いおねーさまたちの入国審査もスムーズ、機内預けのカバンもすぐに出てきて、外に出ると…迎えの人がいない(・・;)!
困ってうろうろしていると、「タクシー?」とか「誰待ってるの?」って声を掛けられるし、「どーすれば?」って思ってた2分後、私の名前を書いたカードを持った男性が!
C= (-。- ) フゥー 良かった。
 ガイドのYさん曰く、ベトナム航空は定刻より早く着くことが多い・・・そうで、今日もまだだろう・・・って椅子に座って余裕ぶっこいてたらしいのでありました(笑)。
 ちょっとお姉系かかったYさんは、千葉と駒込に仕事で2年いたそうで、当時はとっても忙しかったから、早くミャンマーに帰ってゆっくりしたいって思ってたそうです。

 空港の外に出ると、意外に涼しい♪ついさっきまで大雨が降っていたそうですが、私が着くと当時に雨がやんだらしい\(^▽^)/

 空港からホテルのあるダウンタウンまで約30分。ホテルに着いてからフリータイム時の注意事項などを説明してもらった後、Yさんと別れてお部屋へ。
 お部屋は広いツインルーム。格安ツアーのホテルなので贅沢は言えませんし、このパノラマホテルはクチコミサイトでは「安い良宿」として評判はいいようです。まあ
私としてはお風呂のお湯が出て、トイレの水がちゃんと流れて、ベッドが清潔ならOK!ただ、ドライヤーがなかったので(フロントで借りる)、久々に髪の毛を自然乾燥させました!


ダウンタウンの中心にある スーレー・パヤー

お部屋に荷物を置いて、まずは両替。普通の国ではありえませんが、軍事政権下にあるミャンマーでは「両替ができない」のです!公共の銀行では不可能なので、
ホテルや市場などで「ヤミ両替」をするしかなく、観光客相手のごくわずかな店やレストランではレートが悪いながら、ドルや円が使えますが、それ以外のほとんどは
ミャンマーの通貨である「チャット」のみ。また円はほとんど両替できないとのこと。以前は1ドル1200チャットだったのが、今はチャット高で1ドル700~800チャット。
ということは、日本円100円=1,000チャットと考えればイイと思います。また、ヤミでの両替ですから、多めにチャットに替えたりすると、帰りにチャットからドルに戻
すことはできないので、たった2泊4日。考えながら少なめに、でもお金がないと何もできない・・・という世界一難しい両替(笑)。
それともう1つ、なんとクレジットカードは全ての場所で使用ができません!!!

 ガイドのYさんが、このパノラマホテルより、少し先にあるセントラルホテルの方がレートがいいのでそっちに行った方がいいとのことだったので、うす暗くなってきた街
に出てみましたが、驚くほど歩道の状態が悪くて、段差は激しいし、あちこち歩道のブロックやタイルがはがれまくり、なぜかところどころ穴も空いてるし、ゴミも多く、
また、歩道には屋台の簡易テーブルやイスが所狭しと並んでいて、もちろん通行人も多く、街灯もほとんどない道は、よそ見しようものなら危険極まりない状態!
仕方なく車道を歩く人も多数。そんな中、なぜか目立つ(?)私。なぜか注目されてる私。なぜか声を掛けられる私。
暗いのになんですぐに日本人だってわかるんだろう???

 セントラルホテルに入り、フロントのイケメンおにいちゃんに両替を頼むと、一瞬「えっ?」っていう嫌な顔をされましたが、マネージャー(キツそうな若いおねーちゃん)
に聞いて・・・OKとなりました。まあヤミですから堂々とはできないわけですよね。
しかし、最初60ドル出すと、1ドル715チャットと言われ・・・「えっ!それならパノラマホテルでも良かった・・・(泣)」と思って、「それなら20ドルだけ」と言うと、750に
なり、最終的には60ドル=1ドル800チャットになってました(笑)!?ちなみに少額紙幣は嫌な顔をされます。両替は100ドル札からがベターです。

 雨が降った後で、少し涼しいとはいえ、歩いていると汗まみれ。それに疲れから一瞬クラっとめまいもしたので、セントラルホテルから見えた「スーレー・パヤー」の写
真だけを近くまで撮りに行き、足元に気をつけながらホテルに戻ることにしました。
 でも機内食でお腹は減っていないものの、せっかくなので、ホテルの近くにある(はずの)、「YKKO」というレストランに行ってみようかと探しましたが、最初、別の場
所をぐるぐる回って見つからず(見つかるわけがない)、よく地図を見たら、ちょうどホテルの逆側で、なんとか見つけたものの、

店内は満席で(私の前の2人連れが断られていた)あきらめてホテルに戻りました。

ところで、2泊4日で不愉快なことが1つ。ここに書くのもためらうことですが、1日目のホテル到着時と、3日目のホテル出発時、どちらも夕方、ロビーに日本人の中年
~老人グループが集まっていて、これから「女を●●に行く」ということを大声で言っているのです。中のリーダー格のじじいはこれまでの成果を細かく自慢げに披露した
り。とにかく内容は下品極まりないのに、それを恥ずかしげもなくロビーに響き渡る大声で・・・本当に情けなくなりました。
 内容はともかく、うるさいので「うるさい」って言ってやろうかと思いましたが、同じホテルで多勢無勢、仕方なく「いつかトラブルに遭って捕まっちまえ!」と呪いました。

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