◆◆◆その1◆◆◆

2013年6月

いきなりですが・・・「オーマイガーっつ!!」
朝4時半起床のはずが、目が覚めたのは5時22分 (大汗)!
10時発の便に間に合うように、家を6時20分なければいけないのに、すでに1時間切ってましたΣ(゚д゚lll)。
自分のことだけなら、まだ余裕がある時間ですが、にゃんこさまのごはんやおトイレの始末、だーさんのお支度など。
脳内パニックの中、なんとか出発の段取りにこぎつけ、ほんのちょっと遅れの6時22分に出発!
それにしても、昨日の夜、荷物を持っていくだけの状態までにしておいて良かったです(汗汗)。


毎年、春夏はアジア方面、秋冬ヨーロッパと行かせていただいておりますが、
今年は1月に長期単身赴任からだーさんが戻ったこと、実家に預けている「がっちゃん」のお病気のことなどがあって、
この春夏の旅行の計画がなかなか進められませんでした。
だーさんに関しては、別に旅行に行ってはいけないって言うわけではないく、単身赴任前にもひとり旅してたわけですが、
その当時はにゃんこさんがいなかったので、私がいない間、彼ひとりでテキトーにやってもらってました。
でも単身赴任から戻った今、彼は「にゃんこの世話できない!」って言うし、今まで旅行中に面倒を見に来ていた母と妹が
来にくくなるってことで、今後どーすればいいのか?旅行にはいけないのか?と、途方に暮れてましたが、
今回2泊4日の日程を平日にすることで、だーさんが不在の時間を多くし、その間、母と妹に来てもらうことにし、
彼が家に帰ってからは、なんとか出来る限りやってもらうということで、折り合いがつき・・・思い切って、なんとかなるさ!と。
ここまで前置きが長かったですが、やっと旅行のことを考えることができるようになって即行動!

第一希望は「ラオスの首都 ビエンチャン」を考えてましたが、調べてみると乗り継ぎで時間がかかりすぎるようなので、
たった2泊4日、時間がもったいないので却下。第二希望は「ベトナム中部のフエ」でしたが、「フエ」の空港が閉鎖されていて、
近くの空港「ダナン」から3時間かかるということで却下。ということで、第三希望の「ベトナム ホイアン」に行くことしました。
私の希望通り、2泊4日でホテルが指定できるツアーを、ベトナム・カンボジア専門の旅行会社「ワールドエアープラン」さんの
サイトで見つけて、即予約。そして約3週間後に出発!!!

 

10時発のベトナム ハノイ行きのベトナム航空。予め座席のリクエストはできないとのことで、空港に行ってからの確保になりましたが、
無事希望通りの通路側ゲット♪それも真ん中の列の通路側で、隣は空席だったので、ラクチンの5時間余。ビデオも充実していて、
映画「96時間リベンジ」と日本未公開の映画1本を見て、到着!!

今回はハノイの空港で、国内線への乗り換えなので、預けていたバッグをピックアップして入国してから、再度カウンターでチェックイン。
時間的には余裕がありましたが、やっぱり初めての空港での手続きなので、早め早めに行動。国内線は「1B」とあったので、
その付近にいたんですが、改めて掲示板を見ると「2A」となっていて、慌ててインフォメーションで確認して、2Fへ行きチェックインカウンターへ(^^;

この国に限ったことじゃないですけど、私の前に並んでいる人たちは異常に時間がかかって、やっと私の番。
もしかしたら、1人1人そんなにかかるのかも?って思いましたが、あっさり終了。
見てるとパソコンの動きが遅いらしく、それで時間がかかるようでした。

バッグを預けて身軽になって、再び乗り継ぎのエリアに行くべく荷物検査の列に並ぼうとしていたら・・・な・な・なんと!!Σ(゚д゚lll)
私の後ろから「ミセス ●●!」と私を呼ぶ声が!!??振り返ると、さっきチェックインのカウンターにいたおねいさんじゃないですかぁ!

彼女についてくるように指示され、一緒に小走り。走ってる途中で「ラップトップとか入ってないですか?」って言われましたが、
「ラップトップもカメラも入ってませんよぉ」と答え・・・バックヤードに連れて行かれました。
(っていうか、その前のカウンターでもラップトップとか入ってないって答えてるんですけどね)

埃っぽいバックヤードには係りの男女と、私と同じように連れてこられた男性が自分のスーツケースを開けて
チェックを受けてるところでしたが、他の台の上には私の小さなキャリーバッグが乗っていて、
女性係員が「開けて」と言われて開けていると、女性係員に「もしかしたら、水が入ってる?」と言われました。
「・・・い・い・いえーす!」
その間、カウンターのおねいさんはカウンターに戻ったようでしたが、係員がバッグを開けて水のボトルを確認すると、
「OK!じゃあここにサインして」と終了。いったいなんだったんでしょ??

私のキャリーバッグの3分の2は、緩衝材として丸めた新聞紙が詰まっていて、その下にペットボトル2リットルが1本。
いつもは500mlの水またはお茶を1本または2本入れていくことが多いんですけど、これは着いてすぐに調達できない場合を
考えて念の為に持って行くんですが、2リットルは初めて。今回はカバンの中身も少なかったので入れたんですけどね。
まさかこんなことになるとは!とほほ。それも国内線で(苦笑)。
※東南アジアでは歯を磨く時も、ペットボトルの水を使ってます。以前、某国でお腹壊したので・・・。

とにかくバックヤードから解放されて、すぐに荷物検査に向かい、国内線ターミナルへ。
45分遅れの満席の飛行機で約1時間のフライト。水が1本配られました。

到着して、荷物をピックアップして外に出ると、ガイドの「アンさん(男性)」が私の名前を書いた札を持って待っていました。
アンさんの日本語はかなりブロークン(苦笑)なので、聞き取るのがちょっと難しかったですが、それよりも・・・
耳がよく聞こえなくなっていた自分に超驚きでしたΣ(゚д゚lll)

実は・・・旅行の数日前に、酷い風邪をひいていただーさんからうつされたようで、熱はないものの鼻づまりで、
そのせいで耳が聞こえづらくなっていたんです!!こんな経験は初めてなので、本当に驚きました(翌日には普通に聞こえました)。

ダナン空港からホイアンまで車で約1時間。キンキンにエアコンが効いた車の中は寒いくらいでしたが、ちょうど半分くらい走った時、
なんだかよくわからない石材加工屋さんに連れて行かれ、お店のおねいさんに「本物!安い!」と日本語でまくし立てられて、
いくつかアクセサリーを購入。2千円を千円に、4千円を千円に値切りましたが、それでも儲かってるんだろうなー(苦笑)。
その後、ダナンのビーチに立ち寄りました。この辺ではみんな仕事が終わってからビーチに遊びに来るそうです。
また、周辺には豪華なリゾートホテルが立ち並び、更に、中国人が建てて、中国人の団体が来るカジノなどもありましたが、
結局は外国人専用の施設がずらーっと建ち並んでいるわけです。

そしてホテル到着。その前に・・・私が指定したホテルの通りは世界遺産に指定されている場所なので、車は入れません。
なので、途中で車を降りて、バッグを引きずってホテルへ(バイクは入れますが、日中は進入禁止の時間帯もあります。

 

ホテルは「VINH HUNG 1HOTEL/ヴィンフン1」という世界遺産ホイアンの中心にある中国風家屋を改造した趣のあるホテルです。
築150年以上歴史的建造物なので、以前は設備等に問題があったようですが、つい最近リニューアルされて、水もお湯も普通に出るし、
まったく問題なく、快適に過ごすことができました。何よりロケーションが良いので選びましたが、
ちなみにはホイアンは世界有数のビーチリゾートとしても有名で、車で15分ほどのビーチには超豪華なホテルが立ち並んでいます。

♪ベッドにお花が散りばめられていました♪

  

ホテルチェックインする前に、ガイドのアンさんが「知ってるレストランがあるので、良かったら連れて行きます」と言うので、
お部屋に荷物を置いてすぐに出発!時間は19時でした。

♪ウエルカムフルーツは初日スイカ、2日目はライチでした。2人分しっかり食べましたぁ~♪

  

歩いて行くって言うし、小さい町なので近いと思ったら、意外遠くて・・・もぉ~着いてすぐにこんなに歩くとは?と、トホホでしたが、
途中、やっぱり車で行きますか?ってここまで歩いてから言うなよ!トホホ。
何分歩いたか時計を見ることもしませんでしたが、やっと着いたのは「
Dao Tien River restaurant」 。あとで調べたら結構有名なお店でした。

  

ベトナム中部のここホイアンでしか食べられない料理(三大名物料理)があるそうで、それが・・・
   ●「カウラウ(Cao Lau)」主には豚肉・揚げたライスペーパー・もやし・香草が入っていて、濃い目で少なめのスープにからめます。
麺はうどんのようなコシのある太い麺で、日本のうどんがルーツとも言われています。
      ●「ホワイトローズ(White Rose)」ワンタンのような米粉で作られた生地の上に、海老のすり身や揚げたニンニクが添えられている料理。
●「揚げワンタン(Fried Wonton)」揚げた皮の上や中に豚と海老のすり身などが入っています。                   
         の3品。せっかくだから食べないとね♪とは言うものの、着いてすぐだし、そんなにお腹も空いてなかったので、
軽めのものを・・・と注文。ガイドのアンさんはお客さんと一緒には食べられない・・・って言ってましたが、「おごるから一緒に」と勧めて、
一番左がそのアンさんが食べた「カウラウ」、真ん中と右側は私が食べた「ホワイトローズ」と「蒸し春巻き」・・・って結構食べちゃってますね(#^.^#)>
計3品と飲み物のコーラを入れて日本円で約1、500円でした。

「ホワイトローズ」は量的にも前菜にはちょうど良い感じで、モチモチの生地とプリプリした海老が美味しくて、3日目も別のレストランで食べました。
「ホワイトローズ」はどのレストランにもある人気のメニューですが、実は「ホワイト・ローズ」というそのまんまの名前のお店があって、そこが元祖だそうです。

ところで・・・耳が聞こえにくかったせいかもしれませんが、アンさんとの会話の中で、突然「織田無道が・・・」って言われて、
「おだむどう?」
「はい、織田無道が・・・」
「???」とそのまま聞いてたら「オーダーメイドの服が安いので良かったら紹介する」っていう話でした(爆)

お会計をして店の外に出ると、なんと車がお迎えに来てました(爆)。そして車の入れるところまで乗り付け、ホテル着、そこでアンさんと別れました。

自分の部屋に戻る前に、ホイアンから南西は約40キロのところにある「ミーソン遺跡へのツアー」の予約をダメモトでフロントのイケメン君に頼んでみることにしました。
ツアーがあるかどうかも確認してなかったし、あったところでこんな遅い時間(20時過ぎ)だし・・・と恐る恐る「ミーソンのツアーは予約できますか?」と聞くと、
「ミーソン?OK、いつですか?」「明日・・・」「明日?大丈夫です」とすぐにOKになりました。支払いはチェックアウトの時でいいと言われましたが、
先に払いたいからと料金を聞くと「バスで行ってバスで戻ると125、帰りは船だと195」と言われたので、ドルかと勘違い、結構高いな( ̄▽ ̄;)と思ったら、
それはベトナムドンの料金で、125⇒125,000ドン 195⇒195、000ドン。後ろの1、000の「サウザント」省略でした。

実は出発前に日本で現地発着ツアーを予約しようと思っていたんですが、結構高かったので 
(2名以上69ドル、1名参加 138ドルで、ランチ付 または 食事なし40ドル、食事付60ドル いずれも2名以上 など)
やっぱり現地でも高いのか!と思ったんです。でもこのベトナムドンの料金195,000ドンをドルにすると・・・な・な・なんと9.2ドル!!日本円で約千円ですよ!
10ドルを出すと、おつりはドンでいいですか?と聞かれたので、おつりはいいですと言って、予約終了!!明日の朝8時にバスが迎えに来るとのことでした。

この時間に明日のツアーの予約ができるとは思ってなかったので、とにかくラッキー♪・・・と、うれしくなって、一度部屋に戻ってから、またお外へ出かけました。

 

夜8時半頃ですが、まだまだ人出は多い時間。スイカ割りのような簡単なゲームを人だかりができて、大騒ぎしてました。

川向こうにある夜市。お土産になるようなものもたくさん売ってました。こういうのが一番楽しいですよね♪

毎月旧暦14日に街中をランタン(提灯) で灯して照らす「ホイアンランタン祭り」
私が行った期間はすでに終わっていましたが、こんなランタンが、世界遺産の町、そして川沿いを照らし、幻想的な世界になるそうです。

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